OpenAPIでAPIが定義されているプロジェクトにおいて @aspida/fetch
を使ってRestClientを生成・利用しています。
とあるGETリクエストを複数のコンポーネントからほぼ同時に呼び出す必要があり、リクエストの回数を1回にまとめたい状況がありました。
これをaspidaでやろうと思ったときにちょっと思ったようにできなかったのでメモ。
最初にやろうとした実装は、aspidaに渡すfetchをラップする方法。
const promises = {};
function customFetch(url, option) {
if (option.method === 'GET') {
const key = `GET__${url}`;
if (!promises[key]) {
promises[key] = fetch(url, option);
}
return promises[key];
} else {
return fetch(url, option);
}
}
promiseを再利用したいわけですが、こうすると、ResponseのStreamが使用済みなのでエラーになります。そりゃそうだ。
Response.clone()
で複製してから使えばよいわけですが、aspidaの生成するtsコードで Response.json()
を実行してしまうので、外からcloneを挟むようなことは無理そう…
色々考えた結果、こうなりました
const promises = {};
function dedupe(api, option) {
const key = `GET__${api.$path(option)}`;
if (!promises[key]) {
promises[key] = api.$get(option);
}
return promises[key];
}
使う側では
const result = await client.path.to.hoge.$get({ query: { fuga: 'piyo' } });
これを、
const result = await dedupe(client.path.to.hoge, { query: { fuga: 'piyo' } });
こうする。
関数で囲わなければいけなくなったのがちょっとスマートじゃないですが、まあ重複排除したいところだけ使えてポータブルな関数になったので良いということにしよう。